庶民が電気を使えなくなる未来がやってくる!?
週刊ポストの2019年12月6日号の記事の中で、
そして未来の電気についてコラムを書いてました。
そのコラムはなかなか興味深い内容でしたが、
関西電力やその他の大手電力会社のわいろ事件などを例に挙げて
日本の電力業界の行方を憂うような内容でした。
電気代がいっそう値上がりする可能性もある。
電気代は税金のようなものだから、つまりは貧しい人ほど電気を使えなくなって苦しむことになるかもしれない。
だが、これから日本はそういう国にならざるを得ないのだ。
大前研一氏らしく、あまり明るいニュースではないですね(笑)
まあ、実際にこれからは電気代にしろ水道代にしろ、ガス代にしろ
何をしなくても勝手に安くなっていく・・な~んてことはありえないので
大前氏の指摘は仕方のないことかもしれません。
だからこそ、これまで独占企業だった電気とガスを
政府は2016年と2017年に自由化させることで
企業同士の競争が活発になるように仕向けているわけです。
でも、電気やガスの利用者である国民が、せっかく自由化になったのに
何も行動しないから、大手電力会社の企業体質はなかなか変わらないのでしょう。
自由化によって、色んな新電力会社や、ガス販売会社が登場し、
より安い料金プランを選べるようになったにも関わらず、
以前のまま、一度も電力会社を変えたことがないという世帯が
約80%にも上るといわれていますからね。(経済産業省 発表データより)
上の記事でも書いているように、
まだ一度も電力会社を変えたことがないという人で
検針票に従量電灯AとかBとかCとか書かれていたら
それは一番高い料金を支払っていることに他なりません。
そういった方は面倒がらずに
早めに電力会社の乗り換え・切り替えを検討した方が良いですよ。
いまの日本社会、何も行動しなければ、どんどん損をするばかりですからね。
今回は僕自身への自戒もこめて書いてみました。
では、また次回!