kozou41’s diary

電力業界や電気のあれこれについて書いてます

東京ガスも新会社の設立で自然エネルギー発電の拡大に本気出すそう

 

世界レベル、地球レベルで環境の激変がささやかれている今

環境への悪影響が大きいとされる石炭発電所の存在は、かなり肩身が狭いようです。

 

日経ニュースでもこんな記事がありました。

r.nikkei.com

 

 

二酸化炭素(CO2)の排出量が多いとされる石炭発電は、とにかく世間の評価が厳しい。

世界的に有名な保険屋さんも、今後は石炭発電関連のビジネスとは取り引きしないことを決めたようで。。

 

そうした動きもあってか、今では中国でもインドでも、アメリカですら石炭発電所の建設中止が相次いでいるみたいですね。

 

 

 

 

でも、二酸化炭素の排出でいうなら、石炭だけでなく石油もそうだし、天然ガスだってCO2の排出はあるよねー

そんなこと言ってたら化石燃料を使った発電所はみんなダメになるよねー

 

・・・と、そう思っていたら、こんなニュースが目に留まりました。

 

www.itmedia.co.jp

 

東京ガスといえば、都市ガス販売企業として世界的トップレベルの会社です。

 

東京ガスが取り扱う主なエネルギー資源はLNG、つまり液化天然ガスですが

じつは天然ガスだけでなく、風力や太陽光といった「自然エネルギー」=「再生可能エネルギー」による発電にも力をいれているらしく、

2030年までには再生可能エネルギー電源(=発電所)の規模を、現状の約10倍、500万kWまで拡大する方針を発表しています。

 


東京ガスではこれまでLNGの活用を広げることで石炭火力への依存度を低減し、社会の低炭素化を進めてきたという自負がある。
今後もLNGの有効利用による低炭素化は進めていく。
だが、さらにその先を見据えるということで、再生可能エネルギー電源の保有量を今までと違うステージにまで引き上げたい。
さらに、水素製造やCO2回収など、低炭素化につながる技術開発も進めていく」
東京ガス 代表取締役社長 内田高史氏)

 

来月12月の上旬にはそのための新会社を設立する計画もあるらしく、もし2030年計画が達成できれば、国内トップクラスの再生可能エネルギー事業者にもなるわけです。

 

これは今のうちに、その新会社の株を買っとかなきゃいかんですね。

かなり期待が持てそうです。ウヘヘ