これから電気代が大幅値上げの大手電力会社。でも引っ越し時には注意。
このブログを書くのは本当に久しぶりです。
ログインして過去記事を見てみたら、4年前にはこんな記事も書いてました。
この記事には次のようなことが書いてあります。
まだ一度も電力会社を変えたことがないという人で 検針票に従量電灯AとかBとかCとか書かれていたら それは一番高い料金を支払っていることに他なりません。
しかし、しかしですよ、
じつは今では新電力会社や自由料金メニューよりも、従量電灯の方が最安に近いという有り様に。。。
いやはや、わずか数年で新電力業界も驚くほど変わってしまいましたね。
まあ、とはいえ春や夏あたりには、大手電力会社の従量電灯も大幅に値上げされることになります。
なのでその頃には、また新電力や自由料金メニューの方が安くなったりもするんですけどね。
東京電力もつい先日に6月の大幅値上げを発表しましたので
新電力会社やその代理店なんかの営業もまた盛んになるでしょう。
この春に引っ越しをされる方は、そういった営業に気をつけてくださいね。
不動産会社や引っ越し業者や代理店の人間は、ウソを平気でついたりしますので。
この先に値上げが待っているとはいえ、それでも下手な新電力を選ぶよりは大手電力を選んでおいたほうが今はまだマシです。
関東エリアにはじめて引っ越しするなら
— N|電気代&ガス料金比較アドバイザー (@taizo1974) January 6, 2023
東京ガスや東京電力
関西エリアの初引っ越しなら
大阪ガスや関西電力
中京(名古屋など)に引っ越しするなら
中部電力ミライズ
今年はとりあえず上記を選ぶのが無難かつ安心です。
引っ越し先でお得な新電力プランを選ぶのなら、あと半年から1年後がベターです。
なぜならその頃には各社のお得なキャンペーン特典が続出していると予想されるからです。
詳しくは下記のリンク先にある動画でも説明されています。
ぜひチェックしてみてください。
未だに原発推進派の人たちに物申してみた
今や世界的ともいえるCO2削減のキャンペーンは
2020年もさらなる広がりが予測されているらしく
電力業界でも「脱炭素」の動きが急加速していますね。
例えば、ドイツなんかでは、発電量に占める再生可能エネルギーの比率は
今では化石燃料を逆転し、46%にまで達しているそうです。
東京ガスの社長なんかも、ちょうど1ヶ月ほど前に
「CO2ネット・ゼロ」を目指す方針を発表してますね。
電力業界においては、脱炭素化やCO2削減というと
要は石炭火力などの火力発電を減らして、再生可能エネルギーや
原子力による発電を増やすということになると思いますが
今の日本では原子力を増やそうという声よりも
再生可能エネルギー関連事業に係わる声の方が多いようです。
つい10年ほど前、東日本大震災前の日本では
原発推進派の人の声がすごく大きかったんですけどね。
10年前は太陽光や風力などの再エネ発電のことを口にしても
「何いってんだコイツ、馬鹿じゃねーの?」
みたいな感じで、話にもならないような雰囲気でしたが
今ではそんな人達の声は、ずいぶんと小さくなってきた感じです。
いやー、ほんと時代の流れって面白いですね。
僕は原発反対派でも賛成派でもなく、原発に大して興味もありませんが
(僕は10年前から再生可能エネルギー発電の推進派です)
政府の計画では、原子力も20%~22%ほどで維持したい考えなので
まあ、日本で原子力が無くなるようなことはないでしょう。
ただ、昔のように原子力で50%以上の自給率を目指すような意見は
もはや時代遅れもいいところです。
地域電力の小売部門と送配電部門は今年4月に完全に分離されますし
地域電力も今さら原子力に多額の投資はできないでしょう。
【関連記事】
理屈っぽいのが過ぎるんですよね。
理論では正しいと思ってるのかもしれないけど
彼らは人の気持ちを分かっていないところがあるんですよ。
大体いくら理屈を並べても、その人が原子力発電所を作るわけじゃないし
その人が原発を管理するわけでもありません。
そもそも原発に勤めている人たちにしたって
その人がずっと最後まで管理し続けることはできないわけです。
だから、誰も責任をとることはできないのが原発なんです。
だけど、再エネ発電ってのは、個人レベルでも責任をとれるんですよね。
個人レベルで発電所を作ることもできるし、管理だって個人でできます。
もちろん自分が死ぬまでに、それを清算することも可能です。
そういう意味で、安心安全なのが「再生可能エネルギー(発電)」なんですよ。
僕は原子力発電を設立することできないし、管理することもできないので
「CO2削減のために原子力を推進すべきだ」なんて
そんな恥ずかしいことはいえないです。
だから、僕は自分にできること、できそうなことだけを
これからも声を大にして言いますね。
Looopでんきの再エネ事業がワールドカップ決勝戦に進出!
2011年の東日本大震災をきっかけに、太陽光発電をはじめとした新電力ビジネスに参入した株式会社Looop
そのLooopの中村社長は、先月28日に開催された「スタートアップワールドカップ2020」東京予選に出場し、見事優勝を決めたそうです。(米ペガサス・テック・ベンチャーズ主催)
参考記事:https://www.j-cast.com/kaisha/2019/12/09374602.html
予選前には「来年10期目ではありますが、ベンチャー魂を持ち続ける当社のさらなるチャレンジをアピールさせていただきます」と意気込みを見せていた中村社長。
FITに頼らずに電気代を安くできるLooopのビジネスモデルは、世界的なスタートアップコンテストでも高く評価されたみたいですね。
ちなみにそこで発表されたビジネスモデルを簡単にいうと
「再生可能エネルギー電源をクラウド上に保有することで、電気代を安くするビジネスモデル」
Looopはつい最近、「Looopでんき0(ゼロ)」という卒FIT対象者向けの新しい契約プランをリリースしましたが、コンテストで発表されたビジネスモデルと密接に係わる、他にはない革新的なサービスです。
Looopは4年前にも、基本料金無料、従量単価も電力使用量にかかわらず一律価格という、これまでの電力業界の常識を覆すような、革新的な電気料金メニューをリリースしています。
その新しい電気料金メニューは他の新電力も次々と真似をするようになり、今では全国的に定着するほどの成功を収めています。
今回新しく登場した「Looopでんき0」も、おそらく今後は多くの電力会社が真似するようになるのではないでしょうか。
僕は何となくそんな気がします。
明日から”あしたでんき”の期間限定キャンペーンがはじまるよ♪
電力会社のプラン切り替えにより、電気代がもっと安くなる新電力の一つ「あしたでんき」
知る人ぞ知る新電力「あしたでんき」は、東京や関西では特に電気代が安くなるということで評判が高いようです。
ちなみに新電力サービスには全国的に様々な企業が参入しており、じつは東京電力ホールディングスも新電力事業に参入しています。
もちろん東京電力HDは「新電力」ではなく、昔の電気事業法でいうところの「一般電気事業者」になりますが、
でも、東京電力も子会社を作ることで、新電力サービスにも、ちゃっかりと手を広げているんですよね(笑)
そしてこの東京電力の新電力サービスが、これまた電気代が安くなることで有名なんです。
東電の子会社名はTRENDE株式会社、新電力サービスの名称は「あしたでんき」
詳しくはネットで「あしたでんき評判」とかで検索すると、いろいろと情報が出てくるので、それを参考にすると良いでしょう。
【参考サイトURL】
- あしたでんき8つのメリット&デメリット | 申し込みの注意点とキャンペーン最新情報
- あしたでんきが優秀すぎる!評判・口コミの良さと安い料金でデメリットなし
- 【評判】東京電力の「あしたでんき」の口コミ!メリット・デメリットを徹底解説
- あしたでんきの口コミ・評判 | 実際に使ってみた感想と本音。
- 【注目】シンプルな料金プランの「あしたでんき」
あしたでんきの評判については、上のような他所のサイトに任せますので、今回はあしたでんきの期間限定キャンペーン情報を、どこよりも一足早くお教えしようと思います。
【期間限定】 冬将軍到来!電気代が上がる前に切り替えよう!
Amazonギフト券4,000円分プレゼント!あしたでんきキャンペーン
<期間> 2019年12月7 日(土)〜12月27 日(金) ※25日間
明日12月7日(土)から12月27日(金)までの25日間限定で、
新規申し込みの方に限り、4,000円分のAmazonギフト券がもらえます。
あしたでんきのキャンペーン特典は、今までは2,000円分のAmazonギフト券でしたが
今回はキャンペーン期間が短いぶん、特典を倍の4,000円に増額したようですね。
キャンペーン開催は明日の7日からですので、今この記事を書いている今日の時点では
特典はもらえません。申し込むなら”明日から”です。ご注意くださいね!
東京ガス新会社の名前は「東京ガスリブソリューションズ」略して「東京ガスリブ」
先日、東京ガスが新会社を設立して、自然エネルギー発電の拡大に乗り出すそうだという記事を書きましたが
今月初旬にさっそく新しく設立した会社の名称や、業務内容が発表されてましたね。
覚えづらいですが、略すると「東京ガスリブ」ということで
なかなかカッコイイ名称です(笑)
経済新聞の記事によると、新会社の東京ガスリブの傘下に、さらに「ヒナタオエナジー」と「スミレナ」という2つの新会社も設立しているようです。
ヒナタオエナジーの主な事業としては、一般家庭を対象に無料で太陽光発電システムを設置し、太陽光で発電した電気を販売するといった内容とのこと。
つまり一般住宅の屋根を借りて、各家庭に小さな自然エネルギー発電所を作るというわけですね。
屋根を借りる対価としては、おそらく10年~20年後に太陽光発電システムを無償で譲渡するといった内容になるのではないかと思われます。
ちなみに、すでに東京電力グループのTRENDEや、ビジネスパートナーのサニックスが「ほっとでんき」という名称で、同じようなサービスを展開していますね。
太陽光発電のセカンダリー市場は今、かなり注目されているらしく、こういったビジネスモデルも、今後まだまだ拡大していくことが予想されます。
自宅の屋根を貸してあげるだけで、10年後には無償で太陽光発電システムがもらえるというのは、普通に考えればおいしい話ですし、屋根を貸すことで損をするようなことは特にないでしょうからね。
ほっとでんきでご自宅の屋根を有効活用!屋根貸し太陽光で電気代最大20%OFF!
まあ、とはいえ、契約自体は10年~20年の長期的な契約になるので、会社としての信頼性が、このビジネスモデルの成功のためには非常に重要なポイントになるでしょう。
おそらくこれから色んな新電力会社が太陽光発電のセカンダリー市場にどんどん乗り込んでくるでしょうが、「東京電力」や「東京ガス」といった大手ブランドの前には敗れ去るのみ・・・
そんな気がします。
ではMATA。
北陸初の自治体新電力「加賀新電力」について記事を書いてみた
電気の価格水準が全国でもっとも低く、今のところ新電力の参入が全国一少ない北陸電力エリア(富山県・石川県・福井県の嶺北地方)
そんな北陸地方で新しく設立された新電力「加賀新電力」の記事を見つけたので、今日はそれに関連してブログを書いてみました。
加賀新電力とは?
「加賀新電力」は2019年1月に小売電気事業者として登録されたようで、北陸地方で初めての自治体新電力になるとのこと。
今ごろになってようやく自治体新電力が初めて登場するってのは意外でした。
北陸地方はそれだけ新電力関連の動きが鈍いし、遅れているってことなのでしょう。
ちなみに北陸地方に参入している新電力で、電気料金が安くて有名なところには、Looopでんきや楽天でんき、F-Powerのピタでん、ミツウロコでんき、HTBエナジー(HISのでんき)などがあります。
余談ですが
北陸地方で選べる新電力の中で、価格的にも信頼性の面でも、もっともオススメできるのはLooopでんきだと、僕はそう考えています。
ただ、様々な電力会社の電気料金を一括で比較シュミレーションできるWEBサイトもいくつかありますので、そういったサービスを利用して、自分にあった新電力を見つけるのも良いかもしれません。
電力会社や電気料金を一括比較できるWEBサイトBEST3
話が横にそれました。。。
Looopでんきや楽天でんきなどは、北陸地方だけでなく、全国ほとんどの地域に参入している比較的有名な新電力ですが、北陸地方にしかない新電力には「石川電力」というのもあります。
僕はこれまで石川電力は自治体関連の新電力とばかり思いこんでいたのですが、自治体が取り組む新電力として北陸初になるのは「加賀新電力」とのことなので、どうやら勘違いだったようです。
ともあれ、加賀新電力について、ちょいと調べてみたところ、どうやら現時点では加賀新電力は家庭向けの小売販売にはあまり積極的ではないようですね。
加賀新電力のホームページを見ても、料金メニューや単価などは記載されてなかったので。
加賀新電力の電力買取サービスについて
ただ、加賀市が取り組む『加賀市版RE100』を実現するための一歩として、12月1日より住宅用太陽光発電の電力買取サービスを開始しているとのこと。
卒FIT電力の買取単価というのは、全国的に7円~10円/Kwh程度が相場のところ、加賀新電力では14円/KWhで買い取ってくれるそうです。
(ただし、買取の申し込み対象は加賀市内の住民の方限定で、先着100名まで)
卒FITの買取価格が14円/KWhというのはなかなか高額な方だと思いますし、買い取り期間は3年間とのことなので、加賀市内で太陽光発電のFIT買取期間が終了されたご家庭は、加賀新電力と取り引きするのも悪くはないかもしれません。
ただ、加賀新電力のことを調べても情報が少なすぎるし、小売販売もしているのかしていないのかよく分からないし、いかんせん信頼性が低すぎるんですよね。
石川電力なんかもそうなんですが(注※)、最初のうちはすごく良い条件だったのに、いつの間にか中止して、そしていつの間にか別料金のプランに変わったりする可能性だってあるわけですよ。
(※)石川電力は消費税が10%にアップした2019年10月時点では一般家庭向けのサービスは中止していましたが、先ほどもう一度HPを確認したところ、料金プランの価格や内容を変えて家庭用の募集を再開していました
価格だけでなく企業実績や信頼性をチェックすることが大事
そういうことが実際に日常茶飯的にある、ということを考えると、やはり価格だけで決めるのはあまり良くないですね。
はじめの方で紹介した電気料金比較サイトなんかを利用すると、どの新電力や電力会社がもっともお得になるのか?
わりと簡単にチェックできますが、価格やお得さといった価値基準だけでなく、信頼性の高さ、経営実績や誠実さなどのようなところも、きちんとチェックすることが大事だと思います。
次回のブログでは、そういったところを踏まえた上での新電力おすすめ情報ってのを書いてみようと思います。
ではMATA。
太陽光発電量をシミュレーションできる無料サイト「サンクル」
最近は自然災害が多いこともあって、いざという時のために、自宅に太陽光発電システムを取り付けようとする動きが活発になっているようですね。
太陽光発電というと、すごく高額なイメージがあるかもしれませんが、今は昔と比べてずいぶんと安くなっているそうです。(一般的な住宅の場合、全部込みで150万円前後、100万円ほどでも可能)
中には、自宅の屋根に無料で太陽光発電システムを取り付けてくれる上に、10年~20年間の管理まで無料で対応してくれる業者もあるほど。
それを聞いた時、最初は「そんなうまい話はないやろー」「ぜったい何か裏あるわー」
と疑ってかかってましたが、
以下のような流れで設置することにより、業者側にも、太陽光発電システムを取り付ける側にも、双方にメリットがあるみたいです。
①【業者】太陽光発電による売電収入を得たい
↓
②【業者】太陽光発電システムを設置する場所が欲しい
↓
③【業者】個人宅の屋根を貸して欲しい
↓
④【業者】無料で設置・管理する代わりに、太陽光発電による売電収入は業者側のもの
【個人宅】屋根を貸してあげる代わりに、今後10年~20年間の電気代を通常契約よりも10%~20%安くしてもらえる
【個人宅】万が一の災害による停電時には、非常用として太陽光発電を自宅利用可能
↓
⑤10年~20年後には、太陽光発電システムと売電収入の権利は、そのまま個人宅に移譲する
めでたし、めでたし。
もちろん、別に無料で取り付けてもらおうとは思わない、といった方の場合は
①太陽光で発電した電気を自分の家で使うことができる
②余った分の電気も各地域の電力会社が買い取ってくれるので、それなりの売電収入を得ることもできる
③災害などで地域が停電になったときも、自家発電でノープロブレム
ということでメリットは大きいですね。
ただ、その場合には以下のような疑問も生じることと思います。
①自分の家に太陽光発電システムを設置したら、どれくらい費用が掛かるだろう?
②自分の家の場合、どれくらいの発電量が見込めるのだろう?
③売電収入はいくらくらいになるのだろう?
晴れの日が多い地域や、曇りの日が多い地域など、住んでいる地域によって太陽光発電の効率が違ってきますので、発電量や売電収入などを具体的に予測しておくことはすごく大事です。
こういった疑問の解消にピッタリのWEBサービスサイトが、東京電力の太陽光発電力の見積もりサービス「サンクル」です。
お住まいの郵便番号を入力するだけで、ご自宅での発電量と買取価格の予測情報、そして太陽光発電システムの設置費用などを、ひと目でチェックすることができます。
グーグルマップで自分の家の画像を確認できるのも面白いですよ。
サンクルのシュミレーションでは、各家庭にピッタリな発電システムの設置容量を推定し、収支予測をしてくれるだけでなく、その地域の環境データを使ったエコ・シミュレーションも確認できます。
住所や名前など個人情報を入力すれば、もう少し正確な見積もりを教えてもらうこともできますよ。
まあ、別に個人情報などは入力しなくても、郵便番号だけで色々と詳しい情報をチェックできますので、太陽光発電に少しでも興味がある方は、ぜひサンクルの無料シュミレーションを利用してみてください。
なかなか楽しいですよ♪